映像記録展「東ときわ台5丁目1号公園のオンバシラの記録を地域に手渡す」

 

映像記録展「東ときわ台5丁目1号公園のオンバシラの記録を地域に手渡す」

のせでんアートライン2019
岡啓輔「もう一度、グリグリと強い線を引く -逆オンバシラ祭-」
映像提供:のせでんアートライン妙見の森実行委員会 関根正幸 三木由也 ヤスモトユウタ 吉野正哲

展示期間 3月27日〜4月18日

展示会場 豊能町立図書館「The.ギャラリー」

住所 〒563-0104 大阪府豊能郡豊能町光風台5-1-2 

開館日 毎週火曜日から日曜日 

開館時間 午前10時から午後6時 

休館日 毎週月曜日、館内整理日(毎月末の金曜日、ただし、その日が祝日にあたるときは、その前日)

 

展示趣旨  

2019年10月26日、「のせでんアートライン2019「避難訓練」」のオープニングイベントとして、およそ100人の地域内外から参加した人の手によって運ばれた鉄筋コンクリート製のオンバシラが「東ときわ台5丁目1号公園」に設置されました。それは建築家、岡啓輔が諏訪大社の御柱祭をヒントに発案したプロジェクトでした。 

  

2020年12月14日に、僅か一年余りでそのオンバシラは撤去されてしまい、今では公園にその姿はありません。私たちオンバシラプロジェクト実行委員会はオンバシラの事を上手に地域の方々に伝える事が出来なかった事の償いとして、既に撤去は済んでしまいましたが、最後にもう一度しっかりとオンバシラのこれまでの来歴と、これからの展望を地域に暮らす方々と、お世話になった方々にお伝えしておきたいと考えました。

  

地域住民の方々にオンバシラの記録資料を手渡すには、オンバシラの所在地であった「豊能町」の図書館に記録資料を収蔵、保管して頂くのが一番理想的だと考えました。地域住民の方がオンバシラのことを調べたいと思った時に、何時でも閲覧する事が可能になるからです。そして今回、豊能町立図書館の展示スペースである「The.ギャラリー」をお借りしてオンバシラの記録映像の展示を開催させて頂く運びとなりました。展示にはオンバシラの記録だけでなく、そこから展開しようと考えていた「地域調べ学習を促進させる状況作り」のプランについても図書資料と関連させて紹介できたら良いなと考えています。

 

新型コロナウィルス感染症拡大の状況下ではありますが、無理なき範囲で、是非とも豊能町立図書館に足を運んで頂き、東ときわ台5丁目1号公園にあったオンバシラを短期間ながらも存在させた奇跡のプロジェクトの全貌と、そこから喚起される未来の予感をお確かめ頂けたら幸いです。

  

東ときわ台のオンバシラ記録展実行委員 吉野正哲